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英会話が上達しない人の間違った勉強法と見直しポイント【前編】

英語が上達しない人が間違えている勉強法 交流・学習

英会話の成長に伸び悩む人はよくどれかに該当しています

先生が教えてくれないあなたの英語が上達しない理由
大抵のスクールでは先生が教えてくれない、あなたの英語が上達しない理由を教えます

英会話スクールに通って通信講座も受けて英会話仲間もできた。
簡単な挨拶もできるようになったのにそこからなかなか上達しないな…。
沢山勉強しているのにいつまでたっても英語が上達していかない。

そう感じている人は多いです。初心者から抜け出したけど中級になった気がしないなど、TOEICや英検のように数値で結果の分かるものと違って自分の成長が分かりにくいですよね。

実はあなたの勉強法、間違っています。

でも「なかなか上達しないな」「がんばりに結果がついて来てないな」と感じるという事は自分と理想までの距離を感じ、まだ上を目指そうと向上心があるという事でもあります。

今やっている事をすべてやめるべきというのではなくて、問題に気が付き自分で意識し見方を変えるだけでいいんです。

やみくもにただ勉強するのではなく気を付けるポイントと学ぶコツを知ればぐっと英語力が伸びますので、頑張っている人が陥りやすい間違った勉強スタイルと直し方を紹介していきます。

ちなみに

実はこれ、先生側も苦労している部分でもあり、なかなか生徒さんに指摘できない場合も多いんです。自分で気が付かないと意味がない場合も多いので、先生側で気付いてもらえるよう工夫したりしています。
私は身近で苦労しながら生徒に合わせ工夫し教える先生を見て来た立場なのでぶっちゃけます。

「自分は当てはまらないな」という内容でも今後気付かずにそうならないように、ぜひ目を通してみてくださいね。

学習に費やした・始めなかった年月を気にしすぎている

「英会話を習い始めて5年になるのに、外国人とは緊張して話せない。」

「もう45歳だから今から勉強しても覚えられない。」

「これだけ時間をかけてきたのに思ったほど話せない。」

「忙しくて勉強する時間が取れないからまた勉強する時に忘れている。」

語学学習に関しては正解がありませんし、学び方の相性でも上達までの時間差が出やすくなります。

最初は楽しく学んでいても成果が目に見えずわからないと、ずっと習っているのに上達していない気がして心が折れてしまう事もありますよね。

日本では高校まで通う人が多いですが全員学校に通った期間が小中高の同じ12年だったとしても、環境や学び方でどのくらい学習内容を覚えているか、何を学んだかが人によって大きく違います。
もっといろいろ出来たかな、あの時もっとこの勉強をがんばっていれば…。

これらの時間は取り戻せませんがいつでも学び直す事はできます。
むしろ時間を無駄にした事がある人の方がちょっとした気づきで、より効果的に濃く学ぶ上手な時間の使い方ができるのです。

英語の完成度が気になる人

自分の英語はまだまだ人前で話せるレベルじゃない…と悩む完璧を目指したい人も、時間がもったいないです。

自分で満足するレベルを高めたら、いつまでもゴールには到達できず結局途中であきらめてしまいます。
始めるのはいつでも遅くありませんが、話す機会とやる気を失ってからでは遅いです。

私の祖母は友人たちが口をそろえて「彼女はひどいブロークンイングリッシュだった」(めちゃくちゃな英語)というほどでしたが、それを笑い話にできる仲の友人たちから慕われて、アメリカ人と結婚しアメリカ人相手に仕事してアメリカで生涯を終えました。

何となく伝わればなんとかなるものです。気にする時間を文や会話に使いましょう。

そもそも使わなければ上達も交流もできません。
まずは一言ツイッターでHelloと呟くだけでも一歩です。
次の日はHiにしてみたり、違った言い方にしてみても楽しめます。
朝のニュースを見て今日の天気を英単語で口にしてみるだけでもいいんです。

小さくて良いんです、まずは簡単に超えられる目標を作り自分だけの一歩を踏み出しましょう。

成長速度が気になる人

同じクラスの誰かは同じ期間勉強したのにあんなに話せているなんて、とか、ネットで『3か月で日本にいながら英語をマスターした』なんてすごい人との差を気にする必要はないのです。

誰でも勉強方法がぴたりと合えば一気に上達しますし、それが見つかるまで大体の人は遠回りをして着実にレベルを上げていくのです。
先を行く人達はそれをタイミングよく見つける事が出来ただけです。

大切なのはなぜあなたが英語を覚えたいか。

好きな映画の原作を読みたいから?
海外旅行に行って現地の人と話したいから?
ネットで海外の人とも軽い会話を楽しみたいから?

きらきらと進んでいく人達を見るのは刺激になりますが、時にはそれが自分を苦しめる事もあります。そんな時は一度他の人達を見るのをやめて、英語を習いたいと思った原点に返って自分に注意を向けましょう
そしてまずは目標を立てます。簡単なものでいいです。

今年は挨拶のフレーズを10覚えて口から出せるようにする。

今月みた映画かドラマの中からお気に入りの台詞を1つ選んで書き出し覚えて、口にする。

このくらいで始めます。
自分で思いつかない時は仲間や先生の出番です。
家族や友達との何気ない会話でもいいです、気に入ったフレーズを一つ、英語で伝えられるするにはどうしたらいいか?
普段何気なく話している事でも伝えたい事ってありますよね。

「来月はランチ食べに行こう!」とか「最近よく見る番組は?」とか。

英会話のクラスで話した事の中で自分の生活にも当てはまる事があればメモします。

文章じゃなくても単語でもいいです。
初めて知った単語、自分ならどこに使うか、どうやって使いたいか、誰に使いたいかを日本語でいいから書き出します。
それを英文にしてみて先生におかしくないか確認してみたり、英語友達に使ってみましょう。

一つできたら、それも使いながらまた次の単語や文章を探します。
積み重ねていくと会話の幅がぐっと広がります。

さらに時間が無い人

一つのフレーズに絞って一日1回、実際に口に出さなくても言えるタイミングを探してみてください。
これなら時間がなくてもできます。
日本語で日常の中で結構頻繁に使っている言葉ってありますよね。

一日の終わりに今日は何回そのフレーズを言うチャンスがあったか思い返してみましょう。

沢山あったら次の週はまた違うフレーズを。

少なかったらもっと使える場面はどんな時か考えてみて使う自分を想像してください。

寝る前に考えているだけで大丈夫です。そのまま寝てしまってもOK。

気になった事は紙かスマホのメモ帳に記録しておいて、少し時間が出来た時に見返してみましょう。
一言日本語で感想を付けておくと覚えやすいです。

眠い・疲れた・遊びたい

そんな単語だっていいんです。
後で見返すと「疲れすぎだなー、もっと休まないと。何かを時短させよう。」と新しい発見があったり次のフレーズのヒントになったりします。

学習ジプシーになっている

自分に理想の勉強方法を探し求めて疲れていませんか?

  • このスクールは自分に合わない
  • この本は全然役に立たなかった
  • この仲間は学習意欲が低い
  • この教材は同じような事ばかりでつまらない

どれも多かれ少なかれ経験する事ですし、自分が覚えやすい、勉強しやすい環境づくりは大事です。

けれどいつの間にかもっと完璧で自分にぴったりな学習方法があるはず、とあっちで知識を齧り、こっちで齧りと小さな欠片ばかりを集めることにばかり時間をかけてしまって肝心の英会話にまで到達しなくなってしまう事があります。

効率よく学習するために色々探したくなる気持ちはよくわかります。
ある分野では「これひとつさえ解決すれば大成功する」という聖杯探しに夢中になってしまい結局何も得ないままになる…なんて状態に陥る事もよくあります。

コスパを抑えたいのに探してばかりで何も始まらないのはもったいないです。

もちろん人との交流が関わってくるので講師や教材との相性はあります。
どうしても相いれない、理解できない場合は早めに変えた方がお互いのためにいいですが、一度買った教材は全くの無駄ではありません。

自分で学び方を見つけてしまうのも手です。

なぜその本が役に立たなかったのか考えて見てください。
自分の知りたい内容が載っていなかったのであれば、自分が知りたい内容を明確にして新たな本を買えば失敗も減ります

同じ事ばかり繰り返していると感じたら、それだけ重要な内容かもしれません。なぜ繰り返しているのか考えてみましょう。
中にはかさましするために同じ事を繰り返している内容の薄い本もありますが、その人が伝えたくて何度も書いているなら割と気付けていないヒントだったりすることもあります。
自分はその繰り返しの内容を学習できているかも確認してから、次はそれとは違った事が載っている本を探しやすくなります

仲間との向上心にずれを感じているなら、相手がどうかを気にせず自分の向上心と会う知り合いも増やしてみたり、自分がやる気を与えるにはどうしたらいいか考えたり、皆で上達するための意見を出し合ったりしてみてください。
もしかしたら相手もあなたと同じくらい成長したいのに方法が見つからずにいるだけかもしれません。

先生に関しては地元のスクール、駅前などでは限られてしまいますがオンラインスクールなら選び放題です。
マッチング感覚で気軽に1レッスンから試す事ができるのでオンラインでのレッスンを検討してみてください。
もしくは個人授業であれば「自分はこういった事を学びたい」「こういうスタイルを試したい」と提案してみるのもいいです。

先生は沢山の生徒に教えるのである程度無難な進め方で全員に合うように教えています
自分はこういう事をやりたいと伝えてくれたら喜んであなたの希望に合わせ、なおかつ先生もできる方法を提案してくれたり一緒に相談できるはずです。

「先生の言う事は絶対!」なんて人は意外と少ないのでむしろやりたい事を明確にしてくれたら題材も決めやすくなったりするのでせっかくお互い時間を使うのだから有意義に使う方法は遠慮なく申し出ましょう。

ただし大人数でのクラスだったり期間が決まっている教室は既にカリキュラムが組まれている可能性もあるので他の人達の勉強ペースや考えも参考にする必要があります。

英語の勉強法見直しポイントまとめ

英語が上達しない人が間違えている勉強方法
悩んだ時は一人で抱え込まずにゆっくりと自分に合う方法を探しましょう

前編では気にしすぎな場合と学習ジプシーについて書きました。

色々な気にしすぎの人に向けて、まずは一言、あるいは1フレーズでもいいから口に出してみるのを提案しました。

学習ジプシーの人には何故それが足りないと感じるか、そこから自分の望む物を導き出す方法を載せました。

思い当たる節があったでしょうか。
解決策は意外と簡単な方法ばかりでこれ以外にも自分で発見する事ができます。
大切なのは自分に起きている”なぜ英語が上達しないのか”という問題の原因がどれでどこにあるのかを見つけしっかり認識して、改善しようと意識すること。

当てはまらない人も英会話に限らず周りで本人が気づかずこういった状態になってしまっていたらさり気なく他のやり方を提案してみてください。

今回の2つはどちらも熱心に英語を勉強したいとがんばっているからこそ出てしまう問題です。

自分で気付き、直していけば今まで気づかずに聞き流してしまっていた言葉やフレーズに気付きやすくなったり、それを気づける意識に変わって行き上達しやすくなります。

英会話が上達しない原因と見直しポイント後編ではさらに違った原因と改善点を紹介します。

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